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セブン-イレブンの沖縄出店に関連する記事ですが・・・

ITmediaビジネスONLiNE 様では、「大手コンビニの元本部社員、元コンビニオーナー」が筆者の連載「コンビニ探偵! 調査報告書」という記事があります。

ときどき読むこともあるのですが、「コンビニの表と裏を見てきた者だけにしか書けないコラム」と言う割には、内容が浅かったりして首をかしげることもあります。

以前にも、このブログで、オムニチャネルを取り上げた的外れなネット記事 という投稿で的外れな内容を指摘したところですが、またもや底の浅さを露呈した記事が掲載されました。

セブン-イレブンの沖縄出店に関する記事

今回は、セブンは沖縄で成功するのか? “仁義なき戦い”が始まる と題して、セブン-イレブンの沖縄出店でコンビニ戦争が始まるという内容です。

その中で、記事のほぼ4分の1程度を割いて、コンビニとたばこ販売の関係が書かれており、セブン-イレブンは、たばこ販売規制を無視してでも(たばこ販売に頼らなくても)、出店攻勢をかけるだろうと予想しています。

この記事、沖縄以外の話であればうなずけるのですが、こと沖縄に関しては的外れな内容になっています。

というのも、沖縄では特例的な取扱いがされているためです。

沖縄での特例とは

みなさんご存じのとおり、たばこにはたばこ税がかけられているため、行政の管轄は財務省になっています。お酒と同じですね。

そして、たばこ販売は許可制になっていて、「距離基準」と「取扱高基準」というものがあります。

「距離基準」とは、他のたばこ販売店との距離がある程度離れていなければならないことを担保するもの、「取扱高基準」は、一定の売上が見込まれないといけないというものです。

これらの基準があるため、通常、コンビニを出店する際には、記事でも書いてあるとおり、「どこで売っているのか、そしてそこからの距離はどのくらい離れているのかを綿密に調査する」ことになります。

しかし、沖縄は、たばこ事業法上、特例扱いになっていて、この「距離基準」と「取扱高基準」が適用されないことになっています。

ですから、この記事で書かれている出店時の調査や、それを「無謀な戦略」の例として挙げることは、まったく的外れなものなのです。

最後に

オムニチャネルを取り上げた的外れなネット記事 という投稿でも書きましたが、この筆者のひと、コンビニには詳しいようですが、自分が経験したことの枠内でしか物事を考えられない人のようです。

そのような認識を持った上で、記事を読むといいかもしれませんね。

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