2016年、コンビニ業界はどうなる

あけましておめでとうございます。

コンビニ業界における2015年の最大の話題は、ファミリーマートとサークルKサンクスの合併が実現したことであったと思います。圧倒的な巨人セブン-イレブンに追いつけ追い越せと2位のローソンとしのぎを削ってきたファミリーマートが、2016年には、一気にセブン-イレブンに並ぶ規模となります。

また、セブン&アイグループのオムニ7やファミリーマートのはこBOONなど、物流拠点としてのコンビニの役割がこれまで以上に重要になった年でもありました。

参考:omni7 (オムニ・セブン)誕生

参考:ファミマが開始した「はこBOON mini」の意外な利点

さて、2016年はどのような動きがあるでしょうか。

2016年一発目は、今年のコンビニ業界がどうなっていくか、気になることをいくつか挙げてみたいと思います。

更なる合従連衡はあるか

2015年は、中堅コンビニを含めてかなりまとまりが見えてきました。その動きは、 コンビニ 統合の歴史を整理してみました にまとめてみましたが、ある程度規模が大きいチェーンではミニストップ、デイリーヤマザキの動きが注目されるところです。いずれも、大きな親会社を持つチェーンです。なので、コンビニチェーンだけではない、グループ全体の資本政策の中での動きになりますが、目の離せないところです。

コンビニ業界の合併に関しては、IT media ビジネス ONLiNE さんが2016年の展望をまとめています。

参考:コンビニ合併話に浮上するチェーンはどこか 2016年は「再編地固めの年」

ローソンの迷走?

これまでにも書いてきたとおり、2016年にはファミリーマートがサークルKサンクスを吸収して、セブン-イレブンに迫る規模になることが決定的となっています。

このことに脅威を感じているのは、首位のセブン-イレブンではなく、むしろ、これまで2位の座を守ってきたローソンでしょう。ローソンは、2015年中にポプラやスリーエフとの提携を進めてきましたが、さすがにファミマ-サークルサンクス合併に比べるとインパクトがなく、規模的にも追いつくことが不可能になりました。

そのためかどうか分かりませんが、2015年の後半になって、ローソンの迷走?とも思えるニュースがいくつか報じられました。

ローソン、ドコモと共同店舗展開検討

ローソンがJCBと提携して「おさいふポンタ」を発行

ローソンが銀行業に参入 三菱東京UFJ銀行と共同で新銀行設立へ

ローソンが店舗に「大阪王将」を併設!

ローソンが電力小売りに参入と報道されていますが

どうも、周辺事業を充実させる方向性のようですが、いまいち周辺事業から店舗への集客に結び付くようなものになっていないような気がします。

「電力小売りへの参入」に至っては、単なる宣伝の一部を担うに等しいような有様です。

ローソンには3強の一角として頑張ってもらなければならないので、店舗・サービスの充実を目指してほしいとも思いますが、さて、今年はどのように動くか注目です。

セブン-イレブンの沖縄進出はあるか

個人的に一番注目しているのは、セブン-イレブンの沖縄進出です。

2015年中に沖縄以外の46都道府県に出店し、残る空白地域は沖縄だけになりました。

従来から、沖縄進出の話は持ち上がっていますが、セブン&アイグループとしての工場・物流の問題もあり、なかなか実現していません。

おそらく、2016年中に具体化しなければ、当分、沖縄進出は検討の対象とならないのではないでしょうか。

TPP妥結により、海外展開にも力を注ぐことになるので、パイの小さな沖縄にそれほどこだわっていないようにも思います。

参考:セブン-イレブンの沖縄出店はいつになる?

参考:TPP合意でコンビニ業界はどう動くか

まとめ

いかがでしょうか。

3点の気になることを挙げてみましたが、予想もしないような出来事が起こるかもしれません。

2016年もコンビニ業界の動きをウォッチしていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

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