ローソンが電力小売りに参入と報道されていますが

12/24に、「ローソンが電力小売りに参入」との報道が出ました。

この件は、結構各マスコミとも大きく取り上げています。

私自身も、一報のタイトルを見て「むむ!」と思い、「コンビニで電力を売るというのはどういうことだろう?」と不思議に思いました。

で、報道の中身を見てみると、「ローソンが電力小売りに参入」とのイメージからは程遠い内容でした。

電力小売りとは

まず、電力小売りのについて少し確認しておきます。

東日本大震災以降、電力自由化の議論があったことはご承知かと思います。

事業者向けの電力は既に自由化されていて、企業や官公庁では、従来の地域電力会社(東京電力、関西電力など)以外の電力会社から電力を安く買っているところも増えています。

また、一部のマンションなどでも導入されています。

そして、来年4月1日から、一般家庭への電力販売も自由化され、地域電力会社以外の電力会社もたくさん参入する見込みです。

このところ、家庭用電力小売りへの参入や、価格の決定などの報道が相次いでいます。

電力小売りに新しく参入する電力会社は、田舎の方でメガソーラーを使った太陽光発電設備で発電したり、ガスや石油、天然ガスで発電したりしています。

この電力小売りにローソンが参入すると聞いたので、例えば、平屋型のローソンの店舗の屋上にたくさんの太陽光発電設備を設置して発電するとかを想像しました。

でも、全然違いました。

ローソンの参入形態

では実際の参入形態はどうかというと、ほとんど宣伝とポイントで提携するレベルだと感じました。

具体的には、以下のようになるようです。

  • 三菱商事が84%、ローソンが16%出資し、資本金2億5000万円で新会社「MCリテールエナジー」を設立
  • 関東地方のローソン約4000店で電力供給サービスを告知
  • 利用料金に応じ、Pontaポイントを付与

これだけです。

新聞各社の報道

上記のとおり、内容からすれば「ローソンが電力小売りに参入」とは程遠い感じがします。でも、そんな風に報道されています。

報道はタイトルだけではなく、きちんと中身まで読まないといけませんね。

以下、新聞各社の記事のタイトルです。

日経新聞

三菱商事、ローソンと電力小売り 共同で新会社

朝日新聞

ローソン、電力小売りに参入へ 家庭向け、コンビニで初

中日新聞

ローソン、家庭に電力販売 三菱商主導で新会社設立

スポンサーリンク

シェアする

フォローする

スポンサーリンク