ファミマとユニー、統合基本合意書を9月以降に延期。

ファミリーマートと、サークルKサンクスを傘下に持つユニーグループHDは、今月(8月)中に経営統合の基本合意をすることを予定していました。

ファミマとユニー、経営統合を基本合意へ

これについて、いくつかの部分で調整が難航しているため、9月以降に延期することになったようです。ただ、来年9月の統合の予定に変更はないとのこと。

調整が難航していた、あるいは難航しているのは、

  • 海外のコンビニブランド
  • 国内のコンビニブランド
  • ユニーグループのGMS(総合スーパー)事業

の3つのようです。

海外のコンビニブランド

コンビニブランドについては、ファミリーマートは海外で5,000以上の店舗を持っています。

サークルKサンクスは、アメリカのCircle K Stores Inc.(サークルKストアーズ)と連携し、アジア地域を統括する合弁会社「サークルKアジア」を2013年5月に設立し、アジアのフランチャイザーとして店舗展開しています。店舗数は、600強のようです。

この海外店舗の調整については時間がかかったようですが、サークルKサンクスが撤退するということで調整が済んだようです。

理由については、7月31日の日経新聞では、以下のようになっています。

海外撤退を決めた要因は、親会社のユニーGHDとファミマが経営統合の交渉入りを決めたことが大きい。経営統合後にサークルKアジアの店舗がファミマと競合することは避けられないため、統合に向けた懸案として両社で議論されていた。米サークルKストアーズも運営ノウハウなどがファミマ側へ流出することを懸念していた。

国内コンビニブランド

国内のコンビニについては、ファミマが約11,000店舗、サークルKサンクスが約6,300店舗となっており、統合によってセブン-イレブンを抜いて店舗数1位となります。

この巨大なチェーンのブランドは、基本的には一本化する方向で調整が進んでいるようですが、どのような形で進行するかはよく分かっていません。

本日の報道でも、なお調整が必要とされいます。

ユニーグループのGMS(総合スーパー)事業

ユニーグループのGMS事業をどうするかが交渉の難関ポイントのようです。

というのも、ユニーグループのGMS事業は業績が振るわず、再建もなかなか難しいということのようです。

また、イオンやセブン&アイでも、コンビニ事業とGMS事業はそれほどの相乗効果が出ていないということです。セブン&アイでは「オムニチャネル」に力を入れ始めたところですが。

一時はファミマとの統合にあたって、ユニーグループのGMS事業は分離するということも検討されたようですが、今の段階ではコンビニ事業とあわせて統合することになっているようです。