コンビニでの共通ポイントの行方 (T-POINT、Ponta、Rポイントなど)

このところ、立て続けに経営統合などのニュースがリリースされています。

店舗数や売上の順位などが注目されますが、密かに、共通ポイントの行方にも注目しています。

共通ポイント

共通ポイントとは、T-PointやPontaのように、複数の業態にまたがってポイントの蓄積・使用ができるポイントのことを言います。

複数の業態にまたがることによって、個別のチェーンでは分からない消費行動を把握することができるのが、導入側のメリットとなっています。

また、消費者側では、いろいろなところでポイントを集め、使えるのがメリットです。

現在の大手は、以下の3つとなっています。

  会員数 提携店舗数
T-Point 5,393万人 74,000店
Ponta 7,000万人 23,000店
Rポイント (楽天会員)9,975万人 13,000店

コンビニと共通ポイントの関係

コンビニエンスストアは、店舗数が多いことと、来客頻度が高いことから、共通ポイントの主戦場になっているといっても良いと思います。

各共通ポイントのサイトを見れば、提携しているコンビニが旗艦店であることが分かります。

また、コンビニの側も、早い段階から共通ポイントに深く関与してきました。

ファミリーマートはT-Pointの草創期からの提携で、先日、資本参加することも決定しました。:ファミリーマートがTポイント・ジャパンに資本参加

Pontaは、ローソンが中心となって設立されています。

現在の提携関係は以下のとおりとなっています。

  提携先コンビニ
T-point

ファミリーマート
スリーエフ

Ponta

ローソン

Rポイント

サークルKサンクス
ポプラ

なお、上記にないコンビニの状況は以下のようになっています。

セブン-イレブン・・・独自ポイント(nanaco)

ミニストップ・・・独自ポイント(waon)

セイコーマート・・・独自ポイント(セイコーマートクラブカード)

デイリーヤマザキ、セーブオン、コミュニティストア、スリーエフ・・・なし

経営統合でどうなる

さて本題です。

コンビニの合従連衡が進む中で、共通ポイントはどうなっていくでしょうか。

ファミリーマートとココストアの統合では気にしていませんでした。というのも、ココストアは共通ポイントと提携していなかったからです。

気になるのは、ファミリーマートとユニーの経営統合です。

ファミリーマートはT-Pointの旗艦店ですし、ユニー傘下のサークルKサンクスはRポイントに参加しています。

ファミリーマートはT-pointに資本参加もしているので、統合後のコンビニでは、両方使えるようになることはないはずです。かといって、Rポイント陣営としては、コンビニとの提携はサークルKサンクスとポプラだけなので、サークルKサンクスを落とすことは結構なダメージとなるはずで、手放さないように動くと思います。

場合によっては、コンビニのブランドは統合しないということもあり得るでしょう。

消費者にとっては、ポイントって結構大事なもので、買い物に行く店舗を選ぶ際の判断要素のひとつになっていると思います。

ファミリーマートとユニー(サークルKサンクス)の統合の行方に注目していきたいです。

なお、Ponta陣営のローソンがT-Point陣営の成城石井を買収したことに関して考えているひとがいます:ローソンの成城石井買収でポイント地図はどう変わる?