コンビニは3.5強時代へ

ファミリーマートがココストアを買収するというニュースがリリースされていました。

ファミマ、ココストア買収へ…店舗数で2位肉薄(読売ONLINE)

ココストアも600店を有する中規模チェーンですが、それでも大手のスケールの前には歯が立たないということでしょう。

ファミリーマートが口火を切ったコンビニの合従連合

2010年頃から、コンビニチェーンの合従連合が進んでいます。

その口火を切ったのは、ファミリーマートでした。

ファミリーマートは、当時約1200店舗を有し、業界8位前後だったam/pmを買収し看板を掛け替えました(2010年)。

飽和状態と見られていたコンビニ業界の再編が始まったのはこれがきっかけだったと言えるでしょう。

ファミリーマートとローソンの動き

ファミマのam/pm買収をきっかけに、業界2位のファミマ、3位のローソンが積極的に攻勢にでました。

ファミリーマート

ファミマは、今回のココストアの買収のほか、業界4位のサークルKサンクスを傘下に持つとユニーグループ・ホールディングスとの経営統合を進めています。

ココストアとサークルKサンクスの店舗を併せると、店舗数ではセブン-イレブンを抜いて業界トップに躍り出ます。

ローソン

対するローソンも、積極的な買収策が目につきます。

2011年にショップ99を買収してローソンストア100に看板替えをしました。

また、昨年2014年には、小型スーパーの成城石井を傘下に収めました。

買収路線をとらないセブン

業界2位、3位がトップに追い付け追い越せで積極策を講じていますが、業界トップのセブン-イレブンは、買収路線はとっていないようです。

他のコンビニチェーンを買収して店舗数を増やすよりも、通販大手のニッセンの買収やセブン&アイ・ホールディングス(HD)のネット通販の受取拠点としての役割を強化するなど、HDが進めるオムニ・チャネル化の一翼を担う態勢づくりに注力しているようです。

ただし、四国地区などに見られるように、他のチェーンのフランチャイジーを獲得するということはそれなりにやっているようです。

3強に続くミニストップ

セブン、ファミマ、ローソンの3強の後塵を拝していますが、ミニストップもイオングループの強力な物流網や価格交渉力を背景に、堅実に事業展開をしています。

3強に届くことはもはや不可能ですが、4位の地位を確固たるものにしています。

ミニストップの直近下位のデイリーヤマザキとの店舗数が500も差があるので、今後も3強に続く位置に安定するでしょう。

3.5強時代のコンビニ業界

ということで、今後のコンビニ業界は、セブン、ファミマ、ローソンの3強に、ミニストップを加えた3.5強で市場を支配することになります。

気になるのは、500店舗くらいの規模の中堅チェーンの今後の動きです。

北海道に特化しているセイコーマートは別として、ポプラ、セーブオン、コミュニティストア、スリーエフあたりは、今後も単独で生き残る道を選ぶか、他といっしょに歩む道を選ぶか。

いま、決断を迫られているときではないでしょうか。

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