スーパーの客足、コンビニに流出か 1月売上高は6カ月連続前年割れ

スーパーマーケットの業界団体、日本チェーンストア協会が22日発表した1月の売上高は既存店ベースで前年同月比1.2%減と、6カ月連続の前年割れとなった。気温低下と降雪で消費者が外出を控える一方、「生鮮品の取り扱いを強化しているコンビニエンスストアに客足が流れたことも考えられる」(同協会)という。

商品別では、売上高の約6割を占める食料品が1.6%減。相場が高騰したトマトやレタス、ハクサイ、キャベツなどは価格の値上がりが売上高の増加に直結し、農産品全体では0.2%増だった。

畜産品は鍋物需要で比較的価格が手ごろな鶏肉が好調だった一方、その影響で和牛、豚肉が不調となり全体で3.3%減。水産品は加工品は好調だったものの、さばいていない鮮魚などが不調で3.2%減だった。そのほかの食品では、インフルエンザ予防への効果が取り沙汰されたヨーグルトや乳酸菌飲料が好調だった。

衣料品は需要が一巡したとみられる紳士コートやスーツ、婦人コートやジーンズが不調で1.0%減。住関連は0.4%減で、鍋や風邪薬などの医薬品、自転車、スポーツ用品は好調だったものの、テレビや暖房関連の家電製品が不調だった。

2月に入り春物衣料が動き始めたというが、同協会では「消費税増税や電力料金値上げの論議など(消費者の)負担になる話ばかりで、財布のひもが緩むような状況にない」と先行きを厳しく見ている。

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