コンビニ各社 PBのパン事業強化

大手コンビニエンスストア各社が、プライベートブランド(PB)のパン事業を強化している。味や健康にこだわった商品を積極投入し、女性などコンビニ利用の少ない層を呼び込んで、収益力を高める狙いがある。

サークルKサンクスは、サークルKとサンクスで別々だったパンのPBを統合し、新ブランド「まごころ仕込みおいしいパン生活」として、5月8日から順次発売すると発表した。総菜パンなど40~45種類を100~200円程度で販売する予定。新開発した油脂を使い、しっとりした食感が長続きするよう工夫した。生産委託先も集約し、利益率の向上にもつなげる。

合成保存料などを使わないPB商品を展開中のセブン-イレブンは3月から、動脈硬化の原因と指摘される「トランス脂肪酸」の使用量を減らすなど、健康志向をアピール。ローソンは「ナチュラルローソン」など100店余りにオーブンを導入して焼きたてのパンを提供しており、今後も導入店を増やす方針だ。ミニストップも、小麦粉の配合を変えるなどして、「おいしさを長持ちさせた」というPB商品を発売した。

PB商品は大手メーカーのブランド品に比べて「粗利益率が数ポイント高い」(大手コンビニ幹部)など収益性で有利。各社とも、食パンなどの大量生産品は大手メーカーに頼りつつ、パン全体ではPBの比率を引き上げる考えだ。

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