ミニストップ、割り箸を一部有料化

ミニストップは、弁当などの購入時に無料でつけている割り箸の一部有料化を始めた。中国産割り箸は従来通り無料提供するが、希望者に国産割り箸を1ぜん5円で販売する。割り箸輸出大国の中国で森林乱伐が問題化し、輸入価格も高騰しており、顧客に環境意識を高めてもらおうとの狙い。コンビニ大手が無料提供していた割り箸を有料化するのは初めて。

有料の割り箸は奈良県のヒノキ製で木材加工の際に生じる端材を活用。包装紙に「『5円の木づかい』が地球温暖化防止につながります!」と記し、弁当売り場の脇などに並べた。全店の約3分の1に当たる544店で取り扱う。国産割り箸の仕入れ値は1ぜん約4円80銭で、中国産は約1円という。

中国政府は3月、森林保護を理由に割り箸生産を制限し、将来的には輸出を禁止することを決定。代表的なシラカバ製の割り箸の値段は3割程度上昇した。ミニストップは6月、5店で有料販売を試験実施。1店当たり1日1~2ぜん売れただけだったが、「顧客から取組みを評価する声もあった」と手応えを感じたとしている。